地図上の全タイルのこれまでの10分間の雨の強さの平均です。
個別のタイルを指定したときには、そのタイルの10分間の雨の強さの平均です。
タイムスライダーで時刻を指定したときは、その時刻までの10分間の平均です。

「雨の強さ」は、その強さの雨が1時間降り続いたときの雨の量で表します。
雨の量はmm（ミリ）で表すので、単位はmm/h（ミリ／時間）となります。

地図上の全タイルのこれまでの1時間の雨の量の平均です。
個別のタイルを指定したときには、そのタイルの1時間の雨の量の平均です。
タイムスライダーで時刻を指定したときは、その時刻までの１時間の平均です。

「雨の量」は、雨を地表の容器にためたときの雨水の深さで表し、単位はmm（ミリ）です。 例えば、1時間の雨の量（雨量）50ミリは、地表の容器に1時間で5センチの雨がたまったことになります。

横浜駅西口の河川の水位は、普段は横浜港の潮位と連動する傾向が見られます。 そのため、理論上の潮位（天文潮位）の予測と一緒に水位を表示することにしました。

水位が利用しているゼロとなる高さ（基準点）は一つではありません。グラフの左の軸は「標高」に統一しました。これにより異なる場所の水位と潮位を同じ高さの基準で見比べることができます。そして、使用している基準点が標高ではない場合に対応するため右の軸を準備しました。グラフの上に指やマウスを置いたときに現れる数値は観測値です。

満潮・干潮や大潮・小潮のように月や太陽の起潮力によって起こる潮位の変化を「天文潮」といい、その潮位を「天文潮位」といいます。 長期にわたる精度の良い観測データがあれば天文潮位は高い精度で予測することができます。 この予測値（天文潮位）は、気象などの様々な要因を受けることで実際に観測される値（実測潮位）とは異なりますが参考に表示しています。 天文潮位は気象庁のデータを使用しています。 データは潮位表基準面上の値で公表されていますが、標高では公表されていません。 潮位表基準面の零点は潮位の基準となる高さが平均海面から何cm下に位置するかを表すもので、横浜の場合には115cmとされています。 他方で、海上保安庁のリアルタイム験潮データも平均海面下115cmとなっており、そのゼロ位である最低水面は国土地理院の基準点成果閲覧サービスから標高に換算できます。 ここでは、これによって得られた値を用いて標高に変換して表示しています。

実測潮位は横浜（海上保安庁）の潮位の実況が気象庁から公開されています。 観測値（TidalHeightDatum 115cm below mean sea level）は海上保安庁から公表されており、ここでは天文潮位で示した方法で標高に換算して表示しています。

浸水は本プロジェクトで河川区域・市街地に設置した浸水検知センサから得られる情報を表示しています。 側溝内のLPWA浸水検知センサを世界で初めて実証実験しますので、誤発信あるいは情報を発信できないことも考えられます。 大変申し訳ございませんが、あくまで参考としてご利用くださるようお願いします。

浸水検知センサは、センサ部が「水を検知した時」と「水を検知しなくなった時」に発信します。 市街地のセンサは側溝の中の上面にセンサを設置していますので、「浸水」は側溝の上面近くまで水があることを表しますが、必ずしも道路に水が溢れたとは限らないことにご注意ください。

浸水検知センサは、道路の下や冠水する場所などの電波事情の悪い場所に取り付けています。 このため、水の検知を伝える前に水没などの理由により電波が途絶える恐れがあります。 定期的にくるべき信号が受信できないときには「受信不良」を表示します。 強い雨が降っていて受信不良の場合には浸水・冠水の恐れがあります。ご注意ください。